らまのだ 第４回公演「まど／みそ味の夜空と」に出演します。もはやらまのだの常連となっている日下部ですが、今回は昨年の秋に劇団桃唄309主催・短編劇集 vol.10 秋カフェ「夜いろいろ」にて上演された「まど」（南出謙吾氏の劇作家協会新人戯曲賞受賞作『触れただけ』より）の本家らまのだによる上演作品です。木山は、昨年12月の「明後日まで内緒にしておく」に引き続き、らまのだ本公演への出演となります。木山は本年３月に森田あや氏が若手演出家コンクール最終審査作品として上演した「みそ味の夜空と」への出演です。２作品共、らまのだ公演ではない形で既に上演された作品であり、作品としては再演になりますが、らまのだ本公演としては初めての上演であるわけです。日下部と木山は、上記の通り別々の作品に出演します。しかし、そのそれぞれが短編ですので、いわゆる『オムニバス形式』として２本立てで上演されます。南出謙吾氏の戯曲は今、非常に評価されてきております。市井の人々の生々しくも普遍的な人生の葛藤を描く、演劇ならではのマグマに満ちた作品です。どうぞご期待ください。
※「まど」は第22回劇作家協会新人戯曲賞受賞作「触れただけ」より抜粋。「みそ味の夜空と」は2007年名古屋市文化振興賞演劇部門最終選考選出作、2008年OMS戯曲賞最終選考選出作、若手演出家コンクール2016 優秀賞受賞（最終審査参加）作品。
【らまのだについて（公式サイトより）】
東京を拠点に、南出謙吾の戯曲を森田あやが演出する団体です。2014年9月、渋谷のライブハウス GARRET udagawaにて、南出謙吾（作・出演）と森田あや（演出・出演）による短編戯曲「ちゃんとした夕暮れ」を上演。それを第0回公演として、らまのだは生まれました。人物の深層心理までの距離を禁欲的に抑制した描写のなか、削ぎ落とされた台詞の行間に潜む音なき声｡そんな南出謙吾氏の作品に、森田あや氏が瑞々しい感性で体温を宿します。一昨年秋、実質的な旗揚げ公演「青いプロペラ」（旧題：すぶ濡れのハト 第21回劇作家協会新人戯曲賞の最終候補６作品に残る）が、連日チケット完売となる成功を収めました。そして、昨年７月に第２回公演「終わってないし／ちゃんとした夕暮れ」、昨年12月に第３回公演・新作「明後日まで内緒にしておく」を上演しました。さらに、昨年12月には、「触れただけ」にて南出氏が第22回劇作家協会新人戯曲賞を受賞しました。そして一方、森田氏は若手演出家コンクールの最終審査に残り、本年３月に「みそ味の夜空と」を上演。南出氏の戯曲、森田氏の演出、その双方の評価が高まるなか、是非そのワールドを確認しに劇場へ足をお運びいただければ、非常にありがたいです。
『平温』の中に、不合理な人間存在そのものを見出そうとする姿勢が度々評価されてきた南出謙吾作品。
焦点をズラしたやりとりから浮かび上がる、登場人物の本質。
惨めが滑稽に、滑稽が悲哀に。【温】と【冷】が混ざり合った世界。
らまのだW受賞おめでとう公演！
（南出謙吾 第22回劇作家協会新人戯曲賞受賞／森田あや 若手演出家コンクール2016 優秀賞受賞）
◇らまのだ 第４回公演「まど／みそ味の夜空と」（←公式サイトの本作のページをlink！）
作：南出謙吾 演出：森田あや
【日程】
7/12（水）～16（日） 新宿三丁目・SPACE梟門 ※SPACE雑遊と同じビルです。
7/12（水）21:00（らま）★
7/13（木）18:30（らま） / 21:00（のだ）★
7/14（金）18:30（のだ） / 21:00（らま）★
7/15（土）18:00（らま）
7/16（日）12:00（のだ） / 15:00（らま） / 18:00（のだ）
★印＝レイトショー公演（割引料金は下記をご参照のほど）
※２本立てです。日下部は「まど」、木山は「みそ味の夜空と」への出演です。尚、それにプラスして、各回『おまけ作品』が上演されます。
※受付開始・開場は開演の30分前です。上演時間は計90分強を予定しています。
◆「まど」の配役について
らまver. 兄・利男役：日下部そう ／ 弟・直人役：小笠原佳秀 ／ おまけ作品：渡邉梨香子
のだver. 兄・利男役：小笠原佳秀 ／ 弟・直人役：日下部そう ／ おまけ作品：もりみさき
※上記の日程に（らま）（のだ）の区別で記しましたが、要するに、日下部は『兄・弟』の両方を２バージョンとして演じます。昨年上演された「まど」では、日下部は兄・利男役でした。よって、弟・直人役を演じるのは本作が初めてです。兄役バージョンと合わせて、新たな弟役バージョンにどうぞご期待ください。
【出演】
日下部そう
木山廉彬
松本みゆき
藤本紗也香
納葉
西井裕美（らまのだ）
小笠原佳秀（殿様ランチ）
渡邊りょう（悪い芝居）
※おまけ作品：渡邉梨香子、もりみさき
【スタッフ】
照明：兼子慎平（ラセンス）
装置：望月成一
舞台監督：喜久田吉蔵
音響：久郷 清
音楽：Ramali studio
制作：松本 悠、鎌内 聡
【チケット一般発売日＆料金】
チケット一般発売日：5/31（水）
※5/20（土）～30（火）間に料金早割が実施されます。
料金（全席自由席）：前売 3.500円 当日 3.800円
レイトショー（平日21時の回）：3.300円
早割 3.200円（5/30までの予約）
U25 2.500円（25歳以下 事前予約のみ 要身分証明書提示）
◆チケット取り扱い
一般はカルテットオンライン→ こちら
日下部そう 専用チケット予約フォームは こちら
木山廉彬 専用チケット予約フォームは こちら
お問い合わせ：lamanoda@gmail.com
【会場】 ※劇場名に公式サイトをリンクしています。
SPACE梟門 地図は こちら
新宿区新宿3-8-8 新宿O・TビルB1F TEL：090-8846-5379
都営地下鉄「新宿三丁目」駅C5出口の目の前。東京メトロ「新宿三丁目」駅からは徒歩3分、JR「新宿」駅東口からは徒歩10分。
SPACE雑遊と同じビルです。雑遊が地階、梟門が２階です。
公演の概要、チケット取り扱いなどは、らまのだのサイト をどうぞご覧ください。
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