木山廉彬 出演 舞台「レドモン」

カムヰヤッセン「レドモン」に出演します。木山がカムヰヤッセンに出演するのは、今回が初めてです。新たなカンパニー、新たな物語、新たな役柄との出会いのなかで、これまでの木山とは違った新しい色彩をお見せします。さらに、同じ4月の下旬には、20歳の国の下北沢駅前劇場初進出作品「保健体育B」(作・演出:竜史)にも出演します。20歳の国へは4度目の出演です。ひと月に2本の舞台出演となるわけです。そのそれぞれのワールドにおける木山廉彬の存在の色気、細い肉体から発する変幻自在な熱量の強度に、どうぞご期待ください。

以下、公式サイトより。
【カムヰヤッセンについて】
カムヰヤッセンは、北川大輔氏が東京大学の学生劇団退団後、2008年3月に旗揚げしたカンパニーです。骨太なドラマを軸に、普遍性の高いテーマを扱う『現代の古典』を標榜した作品を発表し、MITAKA Next Selection(2010)、シアタートラム・ネクストジェネレーション(2013)などに立て続けにピックアップされ、若手劇団の中でもその評価を着実なものとしてきました。2012年には劇団員5名が新たに参加。2015年には代表が工藤さや氏へと変わり、座付の制作も加わって更なる躍進を進めています。

◆作・演出 北川大輔 プロフィール
鹿児島県生まれ。東京大学教養学部地域文化学科在籍中から、主に小劇場の演出部としての活動を始める。2008年にカムヰヤッセンを旗揚げ。在京制作会社勤務の後、現在は王子小劇場の芸術監督としても活動中。

【本作について】
2009年3月に王子小劇場で行われた初演「レドモン」。主演に板倉チヒロ氏(クロムモリブデン)を迎えて行われたこの作品は、粗削りながらも物語のダイナミズムが高く評価され、MITAKA NEXT Selection(2010)、シアタートラム・ネクストジェネレーション(2013)へとカムヰヤッセンを導くきっかけとなりました。本作はその初演のリメイク作です。ドラマドクターとして元 第三エロチカの川村毅氏のアドバイスを基に、“単なる新キャストのよる再演” にとどまらない作品がここに誕生します。

“宇宙人” というSF的要素をはらみながら、差別・排斥をストレートにテーマに据えた本作は、『社会という瀑流に翻弄される人々を描く』というカムヰヤッセンの根源まさにそのものであり、物語の力、演劇の力が、力強い熱量をもって描き出されます。

初演された2009年は、ちょうどアメリカではオバマが大統領になったタイミングでした。長いこと閉ざされていた黒人大統領の扉が開かれ、いよいよ本当に差別がなくなる契機となるのではないかという多幸感がありました。しかし、それから7年、世界はそうは向かいませんでした。ロシアでは同性愛を禁止する法律ができ、中東の宗教の違いに端を発する内戦は収まる気配を見せません。今年のアメリカ大統領選には、アメリカの利益を最大化すべきという時代錯誤とも思える政策を唱える候補者が一定の支持を得るであろうと予測されています。世界は、自分を守り、他者を排除するという動きから脱することは出来ませんでした。
本作は、決して政治的なことを全面に出した作品ではありません。あくまでテーマは、『他人を区別する、いじめることをやめられない人間』です。その舞台は、『少数者の立場として存在する、ある一般家庭』です。現実の物語の前に、我々は跪くでもなく、抗うでもなく、その中でどう振る舞うべきか・・・・・・。『外国人との共生』『地域社会との共生』として続く、共生シリーズの第3弾として、『隣りにいる、自分とは違うと思ってしまう人間との共生』についてが、ここに描かれます。

カムヰヤッセンの転機となった話題作が、7年の時を経て、満を持してリメイク!
武蔵野文化事業団提携公演 カムヰヤッセン 第13回公演「レドモン」(←公式サイトの本作のページをlink!)
作・演出:北川大輔

【日程】
4/6(水)~10(日) 吉祥寺シアター

4/06(水)19:30★
4/07(木)14:00★ / 19:30★
4/08(金)19:30
4/09(土)13:00 / 18:00
4/10(日)16:00

★印=早割チケットの回(詳しくは下記をご参照のほど)

【出演】
小島明之 辻貴大 工藤さや 小林樹 ししどともこ 橋本博人(以上、カムヰヤッセン)
大橋昌広(劇団くるめるシアター) 帯金ゆかり 笠井里美(アマヤドリ) 木山廉彬 工藤史子(ロリータ男爵) 宍泥美
前田隆成 松本みゆき ヨシケン(動物電気) 渡邊りょう(悪い芝居)

【スタッフ】
舞台監督:杣谷昌洋
舞台監督補佐:鈴木弥子
照明:黒太剛亮(黒猿)
音響:中村光彩
スチール:原絵里子
舞台美術:平山正太郎(センターラインアソシエイツ)
衣装:中西瑞美
宣伝美術:安藤理樹
記録映像:鈴木トオル
演出助手:金子賢太朗(演劇集団・演人の夜)、瀧啓祐(演劇ユニットこわっぱちゃん家/リーディングカンパニーくらじぇむ)、
中嶋マユコ、羽賀優天、福井貴浩
制作:萩原深雪(カムヰヤッセン)
当日運営:高橋ゆうき
制作補佐:川本ナオト
提携:公益財団法人 蔵野文化事業団
主催・企画・製作:カムヰヤッセン

【チケット一般発売日&料金】
チケット一般発売日(全席指定):2/1(月)AM10:00~
料金:一般 前売3.000円 当日3.300円
学生 前売2.500円 当日2.800円
高校生以下 500円(要予約,枚数限定)
早割(上記日程中の★の回) 前売・当日ともに300円引き
アルテ友の会 前売・当日ともに300円引き
リピーター割 一律1.500円(当日券のみ)

【会場】 ※劇場名に公式サイトをリンクしています。
吉祥寺シアター
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-33-22 TEL:0422-22-0911 地図は こちら
JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅北口下車、徒歩5分。北口を背にすると、右(西荻窪)方向へ歩く形となります。
※駐車場はありません。自転車専用の駐輪場はあります。

公演の概要、チケット取り扱いなどの詳細などは、カムヰヤッセンのサイト をどうぞご覧ください。
ツイッターは こちら、フェイスブックは こちら です。