福原 冠 出演 舞台「ジャズ大名」

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「ジャズ大名」に出演します。筒井康隆氏の原作を福原充則氏が演出するエンタテインメント作品です。実力と魅力を兼ね備えた俳優陣がここに集結しました。福原は3年ぶりのKAAT〈ホール〉への出演です。今冬のこの話題作に、どうぞご期待ください。

【本作について(公式サイトより)】
巨匠・筒井康隆の傑作小説を、演出家・福原充則が舞台化。
音楽とダンスの狂乱とともに、令和に蘇る!

長塚圭史芸術監督のもと、3年目となる2023-2024メインシーズンのシーズンタイトルは「貌(かたち)」。この“貌”という漢字には、顔だち、容姿、物のすがた、外観、等の意味があります。長塚は、このシーズンタイトルについて、『目に見える「かたち」、触れて確かめる「かたち」、聞こえてくる「かたち」もあるかもしれません。(中略)あくまで「かたち」に過ぎないのに。けれど抗い難く「かたち」に囚われるのが人間です。』と話します。メインシーズン「貌」では、多彩なラインアップを通して、さまざまな角度から「貌」を見つめます。

2023年12月、「貌(かたち)」シーズンの<ホール>公演は、筒井康隆の傑作小説「ジャズ大名」を舞台化します。江戸末期、アメリカから漂着した黒人奴隷と出会った音楽好きの藩主が、彼らの奏でる音楽の虜となり、城中でジャム・セッションを繰り広げる姿を描く奇想天外なコメディ。岡本喜八監督、古谷一行主演による映画(1986年)でも有名な本作ですが、今回は小説から新たに上演台本を書き起こし、原作の精神を令和の世に蘇らせます。物語の舞台を原作の九州の小藩から、実在した神奈川・小田原藩の支藩、荻野山中藩に置き換え、神奈川の史実を織り込んだアレンジを加えることで、神奈川を拠点にするKAATならではのオリジナル作品を創りあげます。
上演台本と演出は、舞台のみならず映像界でも多くの作品に関わり話題を提供し続ける福原充則。その高い空間演出力で、筒井ワールドを存分に表現します。音楽は、栗コーダーカルテットをはじめジャズの周辺で多彩な活動を展開する関島岳郎のもと、即興性の高い、ジャンルを横断した演奏で注目されるユニークなミュージシャン達が集結しました。ジャズが生まれる以前の黒人達の音楽に日本の楽器の音色が交じった熱狂の生演奏を繰り広げます。振付は、ダンスカンパニーBaobab主宰の北尾亘。強力な音楽に拮抗するように、リズミカルな躍動感を伴った圧倒的な群舞を創り出します。
人間の好奇心が、異質な音楽にも恐れることなくのめり込み、人種、文化の貌(かたち)を超えて熱く交流していくエネルギーとなる様を描き、「貌(かたち)」シーズンを彩ります。

千葉雄大・藤井隆ほか、個性的なキャストが集結!
音楽好きの荻野山中藩の藩主・大久保教義役に、映画・ドラマだけでなく、近年は『ポーの一族』(21年)、『世界は笑う』(22年)と舞台での好演も記憶に新しい千葉雄大、家老・石出九郎左衛門役に、芸人・歌手・俳優としてマルチに活躍し、舞台ではストレートプレイからミュージカルまで欠かせない存在となっている藤井隆。今作で舞台での初共演を果たす2人が、息の合った掛け合いで、爽快に、かつ熱く舞台を駆け抜けます。
また、数々の舞台で強烈な印象を残す大鶴佐助、元DA PUMPのメンバーでダンサー・俳優として活躍する山根和馬、抜群の演技力で着実にキャリアを積み重ね、若手俳優の中で最も活躍が期待される女優の一人である富田望生、俳優としての豊富な経験に加え、音楽活動も積極的に行う大堀こういち、数多くの話題作に出演し続けながら近年は演劇ユニット「さんぴん」での活動でも注目を集める板橋駿谷、北尾亘、永島敬三、福原冠の4名、高い身体能力を持ち幅広い役を演じわける今國雅彦、佐久間麻由といった個性的なキャストの出演が決定。さらに、日本に流れ着く黒人役には、ソフトバンクのCM等でおなじみのダンテ・カーヴァーのほか、イサナ、モーゼス夢が加わり、人気・実力を兼ね備えた俳優陣が、福原が創り出す筒井ワールドを実現します。

この度完成したビジュアルは、楽器を持った侍や町人・村人たちが音楽に熱中して、人々がひしめき合いながら往来を練り歩くイメージを表現し、劇中で繰り広げられる城内でのジャム・セッションの熱狂的な勢いを想像させる躍動感のあるビジュアルに仕上がっています。

幕末にあったかもしれない歴史の一コマを音楽とダンスの狂乱とともに描くコメディが、現代の日本を明るく彩ります。ご期待ください!

◆あらすじ
維新の嵐が吹き荒れる江戸末期、アメリカの南北戦争が終結し、解放された黒人奴隷が故郷のアフリカを目指して船に乗り込むが、日本の小藩に流れ着いてしまう。鎖国の世、外国人の取扱いに困る藩の役人らは彼らを座敷牢に閉じこめておくが、好奇心旺盛な藩主・大久保教義(千葉雄大)は彼らの奏でる楽器の音に夢中になり、家老・石出九郎左衛門(藤井隆)の制止も聞かず、次第に城中を巻き込んでジャム・セッションを繰りひろげていく。熱狂はいつまでもいつまでも続き、そして・・・・・・。

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「ジャズ大名」(←公式サイト内の本作のページをlink!詳細はこちらを!)
原作:筒井康隆
上演台本:福原充則、山西竜矢
演出:福原充則
音楽:関島岳郎
振付:北尾亘

【日程】
12/9(土)~24(日) 横浜・KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉

12/09(土)15:00
12/10(日)14:00◎
12/11(月)休演日
12/12(火)休演日
12/13(水)14:00
12/14(木)19:00◇
12/15(金)14:00◎
12/16(土)13:00 / 18:00
12/17(日)14:00
12/18(月)休演日
12/19(火)14:00
12/20(水)19:00◇
12/21(木)14:00
12/22(金)14:00
12/23(土)13:00◎ / 18:00
12/24(日)14:00

◎印=託児サービスあり。公演の1週間前までに要予約・有料(マザーズ TEL:0120-788-222)
◇印=S席平日夜割(料金は下記をご参照のほど)
※開場時間、上演時間などは追って公式サイト上にて情報告知されます。

【地方公演(2024年)】 ※全ての劇場名に公式サイトをリンクしています(料金・アクセスなどの詳細はそちらを!)。
◆兵庫公演 神戸文化ホール 兵庫県神戸市中央区楠町4-2-2
1/7(日)14:00
1/8(月・祝)14:00

◆愛知(刈谷)公演 刈谷市総合文化センター 愛知県刈谷市若松町2-104
1/13(土)13:00
1/14(日)13:00

◆大阪公演 高槻城公園芸術文化劇場 大阪府高槻市野見町6-8
1/20(土)13:00 / 18:00
1/21(日)13:00

【出演】
千葉雄大 藤井隆

大鶴佐助 山根和馬 富田望生 大堀こういち
板橋駿谷 北尾亘 永島敬三 福原冠 今國雅彦 佐久間麻由
ダンテ・カーヴァー イサナ モーゼス夢
高田静流 入手杏奈 米田沙織 山根海音 神野幹暁

【演奏】大熊ワタル 川口義之 辰巳光英 和田充弘 桜井芳樹 こぐれみわぞう 関根真理 関島岳郎

【スタッフ】
美術:石原敬
照明:松本大介
音響:藤森直樹
映像:ムーチョ村松
衣裳:髙木阿友子
ヘアメイク:大宝みゆき
演出助手:山本真一郎
舞台監督:津江健太
制作:原佳乃子
制作協力:プラグマックス&エンタテインメント
主催・企画制作:KAAT神奈川芸術劇場、公益社団法人全国公立文化施設協会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業〈アートキャラバン2〉)
独立行政法人日本芸術文化振興会『公文協アートキャラバン事業 劇場へ行こう3』参加事業、一般財団法人地域創造
協賛:株式会社ルーク

【チケット一般発売日&料金】
チケット一般発売日:10/7(土) ※KAme(かながわメンバーズシステム)先行販売は9/16(土)開始です。
料金(全席指定・税込):S席 8,800円 ◇S席 平日夜割 7,900円 A席 7,000円
神奈川県民割引(在住・在勤 /S席のみ)7,900円 U24チケット(24歳以下)4,400円
高校生以下割引 1,000円 シルバー割引(満65歳以上)8,300円

◆チケット取り扱い
チケットかながわ、チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット
★以上の取り扱いに関しての詳細は→ こちら
◆KAme(かながわメンバーズシステム 9/16先行販売)の詳細につきましては→ こちら

お問い合わせ:チケットかながわ TEL:0570-015-415(10:00~18:00)

【会場】 ※劇場名に公式サイトをリンクしています。
KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉 地図は こちら
神奈川県横浜市中区山下町281 TEL:045-633-6500
※みなとみらい線 日本大通り駅 3番出口より徒歩5分 みなとみらい線 元町・中華街駅 1番出口より徒歩8分 横浜市営地下鉄ブルーライン 関内駅より徒歩14分 JR根岸線 関内駅または石川町駅から徒歩14分

公演の概要、チケット取り扱いなどの詳細は、KAAT神奈川芸術劇場のサイト をどうぞご覧ください。
公式Xは こちら です。