藤家矢麻刀 出演 舞台「東京の一日」

YPAM2021 フリンジプログラム参加・青年団若手自主企画 vol.88 宮崎企画「東京の一日」に出演します。宮崎氏が主宰する『ムニ』を含め、藤家は連続して宮崎氏の作品に出演し続けています。今夏8月のムニ「カメラ・ラブズ・ミー!」@こまばアゴラ劇場に引き続き、今冬12月の出演が本作(新作!)となります。宮崎氏のもう一つの “括り” と捉えられる『青年団若手自主企画・ 宮崎企画』です。劇場は小竹向原にあるアトリエ春風舎です。駒場東大前のアゴラ劇場ではない点に、どうぞご注意ください。宮崎氏も藤家もまだ20代半ばです。90年代後半生まれの世代がクリエイトする新しい演劇の世界観に、どうぞご期待ください。

◇YPAM2021の公式サイトは→ こちら(お問い合わせフォームあり!)
◇上記公式サイト内の【フリンジプログラム】のページは→ こちら
◇上記フリンジプログラムの中の本作のページは→ こちら

以下、ムニ公式サイトより
【ムニとは】
劇作家・演出家の宮崎玲奈が作品を上演する団体。日常会話とそこからはみ出る意識の流れ、演劇における虚構とリアルとの境界を探りながら創作を行う。過去作に、『つかの間の道』(2020.1)、『忘れる滝の家』(2021.3)など。土地に着目した物語と、3場以上の空間を同時進行させる作劇が特徴。

(はじめて作品を見てくださるみなさんに)長編は90分〜120分程度のストーリーのある作品をつくります。日常の会話を基本としながら少しづつ不思議な方向にずれていき、「ここではないどこか」を志向する人々が登場することが多いです。映画、漫画、小説、音楽等サブカルチャーからの引用もほどよく登場します。

【本作について】
◆あらすじ
東京の一日。住んでいる人、やってきた人、深夜のコンビニ、渋谷、部屋、それぞれの場所、若者たちに等しく訪れる朝と夜。数年でも数百年でも数億年でもある一日の話。
2ヶ月前から深夜のコンビニで働きはじめた。仕事は大体覚え、暇な時間は本を読み、店長がたまにやって来る。同じ時間に同じものを買って帰るあの人は、同じ曜日、同じ時間にここにいるわたしの名前など覚えていないだろう。
お金もないし、頼れる人もいない、東京にやってきたものの完全に行き詰まっている、買ったパンはまずい。渋谷のスクランブル交差点を流れるニュース、スマホは臨終、通り過ぎていく人たち、それらを見ているわたしの目。そんな時、優しくしてくれた名前も知らない人。
住宅展示場で働くわたしはなぜかなにもしない同僚の男を追い出すことができないでいる。なぜ男はなにもしないでここに居続けるのだろう、なぜここに住むのか。一軒だけ明るい家。
掘立小屋と名付けた部屋に流れる音楽。クラブに行きたい、なにも浮かばない、生きていることがつらい、チェーホフに元気づけられる。でも結局わたしはなにもわかっていなかったし、できることは読むことくらいしかなかった。

◆コメント
こんにちは、宮崎です。2015年から2021年現在まで東京を生活圏にしています。15年以降触れてきたカルチャーの話を書きたいと思ったのが、この戯曲のきっかけでした。トーキョー・ガールズ・ブラボー!ですが、演劇では想像させることが大事なので、一日に焦点を当てることにします。それぞれの息づいていたものが発露し交差する一日、一日の話ですが、そこには過去も未来もあって、ごちゃまぜで、楽しいこともつらいことも現在形で進む。震災以降の東京に住む若者たちの話です、よろしくお願いします。

青年団若手自主企画 vol.88 宮崎企画「東京の一日」(←公式サイトの本作のページをlink!)
作・演出:宮崎玲奈

【日程】
12/16(木)~26(日) 小竹向原・アトリエ春風舎

12/16(木)19:00★
12/17(金)14:00★◎ / 19:00★
12/18(土)14:00★
12/19(日)14:00◎ / 19:00
12/20(月)14:00 / 19:00
12/21(火)休演日
12/22(水)19:00
12/23(木)19:00
12/24(金)14:00◎ / 19:00
12/25(土)14:00
12/26(日)14:00  全14公演

※受付開始・開場は開演の30分前です。
★印=前半割引対象回
◎印=終演後20〜30分程度、ポストパフォーマンストーク/ライブが行われます。
12/17(金)14:00 松井文(シンガーソングライター)
12/19(日)14:00 村田あやこ(路上園芸鑑賞家/ライター)
12/24(金)14:00 佐々木敦(思考家/作家)

【出演】
立蔵葉子(梨茄子)*
石渡愛*
黒澤多生*
南風盛もえ*
伊藤 拓*
黒澤優美
藤家矢麻刀
渡邉結衣
宮崎玲奈

*印=青年団

【スタッフ】
空間設計:渡辺瑞帆*
照明:緒方稔記(黒猿)
音響デザイン:SKANK/スカンク(Nibroll)
舞台監督:黒澤多生*、蒼乃まを*
衣装:坊薗初菜*
演出部:渡邉結衣
宣伝美術:江原未来
制作:河野 遥(ヌトミック)
総合プロデューサー:平田オリザ
技術協力:大池容子(アゴラ企画)
制作協力:木元太郎(アゴラ企画)
企画制作:宮﨑企画/(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催:(有)アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
協力:黒猿、青年団、梨茄子、Nibroll、ヌトミック、プリッシマ、レトル

【チケット一般発売日&料金】
チケット一般発売日:11/6(土)12:00~
料金(予約・当日共/日時指定・全席自由・整理番号付):一般 2.500円 高校生以下 500円
★前半割引(12/16~18) 一般 2.000円 高校生以下 500円

※未就学児はご入場いただけません。
※高校生料金の方は受付にて証明書をご提示ください。

◆チケット取り扱い(Peatix/ムニ公式サイト)は→ こちら
※ご観劇当日、チケットの半券またはPeatixアプリのチェックイン済み画面をご提示ください。
YPAM公式サイトからもご購入できます。プロフェッショナル登録情報を含む詳細は→ こちら

チケット取り扱いの詳細は こちら(←新型コロナウイルス感染拡大防止対策につきましてもこちらを!)

お問い合わせ:ムニ muni62inum@gmail.com

【会場】 ※劇場名に公式サイトをリンクしています。
アトリエ春風舎 地図は こちら
板橋区向原2-22-17 すぺいすしょう向原B1 TEL:03-3957-5099(公演期間のみ)
※公式サイトがこまばアゴラ劇場と同じです。春風舎は上記の通り小竹向原である点に、どうぞご注意ください。
※東京メトロ有楽町線・副都心線・西武有楽町線「小竹向原」駅 下車、4番出口より徒歩4分。真逆の方向の改札もありますので、ご注意ください。
※公演期間以外のお問い合わせは、こまばアゴラ劇場(03-3467-2743)までお願いいたします。
※会場には駐車場・駐輪場がありませんので、ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。

公演の概要、チケット取り扱いなどの詳細は、ムニのサイトそして上記YPAMのサイトをどうぞご覧ください。
ムニの
ツイッターは こちら です。
尚、YPAMのチケット情報などはKAAT神奈川芸術劇場の公式ツイッターにて発信されます→ こちら