デスクトップ・シアター「福井裕孝『デスクトップ・シアター』」に出演します。鶴田にとっては、初めて参加するカンパニーです。演劇界は今、こうして90年代生まれの新しい才能へと更新されています。新世代によって創造・更新された新たな舞台芸術のその次元、クリエーションの成果に、どうぞご期待ください。
以下、公式サイトより
【デスクトップ・シアター/福井裕孝 Hirotaka FUKUI とは】
1996年生まれ、京都府出身。人・もの・空間の関係を演劇的な技法を用いて再編し、その場の全体的な状況を異なる複数のスケールやパースペクティブから捉え直す。近年は『モデルルーム』 (2018)、『インテリア』(2018)、『マルチルーム』(2019) など、部屋という空間単位から作品を製作する。下北ウェーブ2019選出。公益財団法人クマ財団クリエイター奨学金第二期生。
【本作について】
テーブルの上の空間を舞台に上演する『デスクトップ・シアター』。KUMA EXHIBITION 2019(東京・スパイラルガーデン)での試演から2年を経て、会場をブラックボックスの劇場空間へと移し、新しい出演者と新しい演出体制で創作を再開します。今回は、普段舞台や客席の足場として使用されている劇場のマテリアルを地面から持ち上げ直し、文字通り「劇場」をテーブル化することから始めます。劇場からテーブル、テーブルから劇場へ。異なる二つのスケールを往還しながら、人とものが共同する新たな舞台のかたちを追究します。
人とものの関係を考えるというような漠然としたイメージよりも、もう少し具体的というか、日々の営みの中でのそれを前提にして人とものが共同・共演する場を構想するなら、舞台は劇場ではなくテーブルになるんじゃないか。テーブルは常に人ともの、また人と人の間にある。地面から切り離され(脚に支えられ)宙に浮かぶ平面上には、劇場よりも純粋な空間が広がっている。そんなわけで、テーブルの上で上演しようと考えた。試演をやった2年前も今も、テーブルの上で何をやればいいのかはよくわかっていない。ただテーブルの上を舞台にすることに決めたので『デスクトップ・シアター』。 福井裕孝(演出)
たとえば文楽における人形が操演者なくして歩くことができないように、人形は黒衣を含めてで一体で、つまり人形を地から支持する下半身が黒衣である。デスクトップも “トップ” であって、“トップ” であるということは “ボトム” もあるはず。こちらにもまた、支える下半身の存在が仄めかされている…だから本企画の正しい名称は『デスクボトム・シアター』でもあるのでは…なんて思い巡らしつつ、僕は演劇そのものにおいて下半身とは何なのかが気になってしまって今は仕方がない。ただの支持体にはない珍奇な主体性が、演劇の下半身にもあるのではないか、とか。 吉野俊太郎(演出)
★新型コロナウイルス感染拡大防止対策につきましては→ こちら
ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム “KIPPU”
◇「福井裕孝『デスクトップ・シアター』」(←デスクトップ・シアター公式サイト内の本作のページをlink!)
演出:福井裕孝、吉野俊太郎
◆ロームシアター京都公式サイト内の本作のページは こちら(←上記の支援プログラム『KIPPU』の概要、劇場サイドのオンラインチケット販売などの詳細も、こちらをどうぞ!)
【日程】 7/2(金)~4(日) ロームシアター京都 ノースホール
7/2(金)14:00 / 19:00
7/3(土)14:00★ / 19:00
7/4(日)15:00☆
★印=託児サービスあり(要事前予約・定員有) ※詳細は上記ロームシアター京都公式サイトをご確認ください。
☆印=観劇サポート/多言語字幕タブレット貸出あり(要事前予約・定員有)
※日本語・英語・中国語などに対応した多言語字幕タブレットの貸出サービスがあります。ご希望の方は、「fukui.theater@gmail.com」までお申込ください。今回はモニター実施となります。また、英語以外の言語はAI翻訳となります。
【出演】
石原菜々子 今井彩乃 小坂浩之 小中葵 斉藤ひかり 篠原加奈子 鶴田理紗 野村眞人 宮田直人
【スタッフ】
舞台美術:古舘壮真
舞台監督:小林勇陽
照明:渡辺佳奈
音響:林実菜
映像:小西小多郎
宣伝美術:明津設計(浅田農)
ドラマトゥルギー:朴建雄
制作:黒木優花
主催・製作:福井裕孝
共催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都市
協力:一般社団法人日本障害者舞台芸術協働機構、ジャグリング・ユニット・フラトレス、白昼夢、プリッシマ、kondaba
助成:公益財団法人全国税理士共栄会文化財団
◆以下、ロームシアター京都×京都芸術センター U35創造支援プログラム “KIPPU” のクレジットです。
主催:ロームシアター京都(公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)、京都芸術センター(公益財団法人京都市芸術文化協会)、京都市
助成:令和3年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
【チケット一般発売日&料金】
チケット一般発売日:5/15(土) ※先行販売(フレンズ会員・club会員・京響友の会会員)は5/8(土)
料金(ブロック指定・自由席)
◆前方席 一般 3.300円 U29 2.800円 高校生以下 1.500円
◆後方席 一般 2.800円 U29 2.300円 高校生以下 1.000円
※当日券は各種+500円。
※未就学児の入場可(入場無料)。
※U29および高校生以下のチケットをご購入の方は、年齢や身分を証明できるものを当日ご持参ください。
※車椅子および観劇サポートの字幕タブレットをご利用の方は上記のチケット料金より1割引き、介助者の方1名までは入場無料となります。ご利用の方は、「fukui.theater@gmail.com」まで事前に必ず連絡をお願いいたします。
◆チケット取り扱い、座席の詳細などにつきましては→ こちら(オンラインチケット、窓口販売の詳細が記載されています!)
お問い合わせ:デスクトップ・シアター fukui.theater@gmail.com
【会場】 ※劇場名に公式サイトをリンクしています。
ロームシアター京都 ノースホール 地図は こちら
京都市左京区岡崎最勝寺町13
※京都市営地下鉄東西線「東山」駅下車1番出口より徒歩約10分、京阪電鉄「神宮丸太町」駅下車2番出口より徒歩約13分。
市バス32・46系統 京都岡崎ループ「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ前」下車すぐ、市バス5・100・110系統「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車徒歩約5分、市バス31・201・202・203・206系統「東山二条・岡崎公園口」下車徒歩約5分。
公演の概要、チケット取り扱いなどの詳細は、デスクトップ・シアターの公式サイト をどうぞご覧ください。
ツイッターは こちら です。