薄平広樹、中西良介が、PARCO STAGE「ピサロ」アンコール上演に出演します。
本作は、昨年3月~4月にPARCO劇場オープニングシリーズ 第一弾作品として全45公演の上演を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止対策における緊急事態宣言により、45公演中10公演が終了した段階にてやむなく公演中止となった作品です。
実力と魅力を兼ね備えた俳優陣が集結し、1985年にPARCO劇場にて初演された作品が全く新しいクリエイティブによって現代に蘇った素晴らしい仕上がりでした。今回は、そのアンコール上演です。
昨年残念ながらこの作品を観劇できなかった皆様、そして一年ぶりにこの作品に再会する皆様、時をかけたこのアンコール上演に、どうぞご期待ください。
◆昨年の「ピサロ」上演時の弊社公式サイトの情報ページは こちら
【本作について(公式サイトより)】
昨年コロナ禍でわずか10回という幻の上演となった伝説の舞台『ピサロ』のアンコール上演が決定!
将軍・渡辺謙とインカ王・宮沢氷魚が対決。今に響く傑作、再び! 2020年3月、PARCO劇場オープニング・シリーズ第一弾公演として華々しく開幕する予定だった渡辺謙主演『ピサロ』は、コロナ禍により、初日を延期、45回予定のところ、わずか10回の上演となりました。観劇が叶わなかった多くの方々のリクエストに応え、2021年5月、アンコール公演の幕を開けます。
『ピサロ(原題:ザ・ロイヤル・ハント・オブ・ザ・サン)』は、16世紀、167人の寄せ集めの兵を率いて2400万人のインカ帝国を征服した、成り上がりのスペインの将軍ピサロの物語。『アマデウス』、『エクウス』などで、トニー賞最優秀作品賞、ニューヨーク劇作批評家賞など数多くの賞を受賞した英国を代表する劇作家ピーター・シェーファーによる傑作戯曲です。日本初演は36年前の1985年PARCO劇場。山﨑努がピサロ、当時まだ無名だった渡辺謙がインカ帝国の王・アタウアルパを演じ、観客に鮮烈な印象を残しました。昨年、渡辺謙は、自身に「俳優を一生の仕事とする」覚悟を決めさせる一本となった本戯曲に、タイトルロールとして帰還。しかも年齢が60歳、新生PARCO劇場のオープニング・シリーズ第一弾ということで、渡辺謙にとってもPARCO劇場にとっても「Reborn」ともいうべき節目の上演になりました。渡辺謙のピサロは、スケールと情熱を湛え、人間存在の深みを共感させる素晴らしいものでした。
演出は、英国ロイヤル・バレエで長く活躍し、『ウィンド・イン・ザ・ウィローズ』で2014年ローレンス・オリヴィエ賞ベスト・エンタテイメント賞を受賞したウィル・タケット。その演出は、ダイナミックでかつ美しく、異文化の衝突の奥にある人間の内面の葛藤や孤独、存在の深淵までを鮮やかに描き出しました。
そして、ピサロに対峙する太陽の子・インカ王アタウアルパ役を演じたのは宮沢氷魚です。2018年、三島由紀夫最後の長編小説を舞台化した『豊饒の海』でも、進境著しい演技をみせた宮沢氷魚が挑んだアタウアルパは、渡辺謙に伍して譲らないと評され、その気品と風格が舞台に輝きをもたらしました。 1年後の本年5月、渡辺謙、宮沢氷魚に加え、栗原英雄、大鶴佐助、長谷川初範、外山誠二ら実力ある俳優陣が再び結集。待望の『ピサロ』の幕が上がります。
老境の将軍ピサロが探し続け、手に入れたものは何だったのか。インカ王との対決は彼に何をもたらしたのか。人類史上止むことのない文化・民族の争いを背景に、人間存在の本質に迫る傑作『ピサロ』。今の私たちに響くアンコール上演にご期待ください。
◆あらすじ
西暦1531年。齢60を超えた粗野な成り上がりの将軍ピサロは、彼の人生の最後の遠征となるインカ征服への準備を始めた。 集まった兵士は一攫千金を夢見る平民たち。 そんな傭兵を含む167名を率いて、ピサロはペルー征服へと出発した。 6週間をかけ、森をぬけ、2週間かけてアンデスを超える過酷な行軍の末に、数千人のインディオを虐殺し、自らを太陽の子と謳うインカの王アタウアルパを生け捕りにする。 ピサロは、アタウアルパを釈放する代償として、莫大な黄金を要求する。 そして、莫大な黄金を手にしたピサロとスペイン人たちは・・・・・・。
コロナ禍により一年前に10公演で中止となった名作が、アンコール上演!
◇PARCO STAGE「ピサロ」(←公式サイトの本作のページをlink!)
作:ピーター・シェイファー
訳:伊丹十三
演出:ウィル・タケット
【日程】
5/15(土)~6/6(日) 渋谷・PARCO劇場
5/15(土)18:00
5/16(日)14:00
5/17(月)14:00
5/18(火)休演日
5/19(水)12:00 / 17:00
5/20(木)14:00
5/21(金)14:00
5/22(土)12:00 / 17:00
5/23(日)14:00
5/24(月)14:00
5/25(火)休演日
5/26(水)12:00 / 17:00
5/27(木)14:00
5/28(金)14:00
5/29(土)12:00 / 17:00
5/30(日)14:00
5/31(月)14:00
6/01(火)休演日
6/02(水)12:00 / 17:00
6/03(木)14:00
6/04(金)14:00
6/05(土)12:00 / 17:00
6/06(日)14:00 全26公演
※上演時間は、休憩20分を含み、2時間50分の予定です。
【出演】
渡辺 謙
宮沢氷魚 栗原英雄 大鶴佐助 首藤康之 菊池均也
浅野雅博 窪塚俊介 小澤雄太 金井良信 下総源太朗
竹口龍茶 松井ショウキ 薄平広樹 中西良介 渡部又吁 渡辺 翔
広島 光 羽鳥翔太 萩原亮介 加藤貴彦 鶴家一仁
王下貴司 前田 悟 佐藤マリン 鈴木奈菜 宝川璃緒
外山誠二 長谷川初範
【スタッフ】
音楽:ポール・イングリッシュビー
美術・衣裳:コリン・リッチモンド
映像:ダグラス・オコネル
照明:佐藤 啓
音響:井上正弘
ヘアメイク:西岡達也
アクション指導:前田 悟
演出助手:シドニー・アファンデル=フィリップス、伊達紀行、城野 健
舞台監督:南部 丈
宣伝:る・ひまわり
制作:三宅 彰、藤原 治
プロデューサー:田中希世子
製作:川瀬賢二
後援:ブリティッシュ・カウンシル、UK IN JAPAN
企画・製作:株式会社パルコ
【チケット一般発売日&料金】
チケット一般発売日:3/27(土)
料金(全席指定・税込):13.000円
U25=6.000円(観劇時25歳以下対象、要身分証明証・当日指定席券引換/チケットぴあ・「パルステ!」にて前売販売のみ)
※車椅子にてご来場のお客様は、下記の連絡先にどうぞお問い合わせくださいませ。
◆チケット取り扱い(当日券含む)、注意事項などの詳細は→ こちら
◆感染症対策及びご来場時のお願いにつきましては→ こちら
お問い合わせ:パルコステージ TEL:03-3477-5858(時間短縮営業中)
【会場】 ※劇場名に公式サイトをリンクしています。
渋谷・PARCO劇場 地図は こちら(←駐車場についてもこちらを!)
渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコ 8F
※JR山手線・埼京線・京王井の頭線・東急東横線・田園都市線・東京メトロ銀座線・半蔵門線「渋谷」駅下車、徒歩5分。
公演の概要、チケット取り扱いなどの詳細は、PARCO STAGEのサイト をどうぞご覧ください。公式イッターは こちら です。