瀧腰教寛 出演 舞台「パラダイス」

TPAM2021 フリンジプログラム参加作品・屋根裏ハイツ「パラダイス」に出演します。瀧腰は昨年10月に弊社に所属しました。屋根裏ハイツへは昨年夏~秋に上演された「ここは出口ではない」(こまばアゴラ劇場&せんだい演劇工房10-BOX)に続いての出演となります。緊急事態宣言のさなかではありますが、厳重なる感染予防対策のもとに本作は上演されます。瀧腰は今回、主演です。物語の軸を担います。瀧腰教寛の独特な存在感、それは静かでありながら熱気に満ち、そしてどこかいつも物悲しさの余韻を残す表現の奥行きに、どうぞご期待ください。
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【屋根裏ハイツとは(TPAM公式サイトより)】
2013年、中村大地が演出を務める演劇カンパニーとして仙台にて設立。2018年より活動拠点を関東に移す。近作『とおくはちかい』(2017)『ここは出口ではない』(2018)では、話を良く聞く身体をモデルとして舞台に置く会話劇を制作。2019年、中村大地が演出家として利賀演劇人コンクール2019において、アントン・チェーホフ『桜の園』を上演し、観客賞受賞、優秀演出家賞一席となる。

◆中村大地 ※屋根裏ハイツ公式サイトより
作家・演出家。1991年、東京都生まれ。宮城県仙台市で演劇を始め、現在は東京に在住。屋根裏ハイツでは全ての作品の作・演出を務める。外部へのテキスト提供・演出も多数。近作『ここは出口ではない』で第2回人間座「田畑実戯曲賞」を受賞。「利賀演劇人コンクール2019」で優秀演出家賞一席となる。一般社団法人NOOKのメンバーとしても活動。

【本作について(屋根裏ハイツ公式サイトより)】
今より遥かに人口が減った日本。空き部屋が目立つようになった郊外の団地は、小さな病院や売店を団地内に併設させ、介護が必要な人々を積極的に招き入れる簡易的な老人ホームのような役割を持つようになっていた。最寄り駅からは随分と距離があり、バスを使っても30分近くかかるそこは陸の孤島とも呼ばれていたが、団地周辺で暮らすだけでも、多くを望まなければ事足りた。住人を介護するある子どもが財布も携帯も家においたまま、家を飛び出してから2日が経った。団地を管理するスタッフが集まって、居住者が新たに逃げ出さないように管理を強化しようかと話し合っている。午後。集会場の常連はぼんやりと座っている。外で子どもがはしゃいでいる。映画を見に街へ出かけようと考える住民がいる。理想のコミュニティとはなんだろうか? ここではない何処かか、あるいはここを住み良くすることか。分断と分断のあいだにある暮らしを想像する「シリーズ|加害について」第二作。

【「シリーズ|加害について」について(屋根裏ハイツ公式サイトより)】
加害の立場に立つことを想像する。そうなる可能性は常に私の中にある。私は加害の立場に立ちうるし今までも既に立ってきた。そのことを想像する。アニメーションのスタジオに火を付けることや、福祉施設でたくさんの人々を殺める可能性のことを想像する。繰り返すが、そうなる可能性は私の中にある。可能性は可能性のままに留めなくてはならないし、こうなりうる私の身体とうまく付き合っていくことが重要だ。そう思ったのは、日々目にする情報の多くが、被害の目線から語られることの違和感からだ。「なぜ起こったか」を個人の人格やキャラクターの問題に収斂させ、「彼/彼女は私ではない」と言ってのける言葉の危うさからだ。そうではない「彼/彼女は私であり得る」ことからはじめるほうが、よっぽど正気を保っていられるような気がする。そのために演劇でできることはなにかと考える。時間をかけて、シリーズ化していこうと思う。

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理想のコミュニティとはなんだろうか? ここではない何処かか、 あるいはここを住み良くすることか。 分断と分断のあいだにある暮らしを想像する 「シリーズ|加害について」第二作。

シリーズ|加害について TPAM2021フリンジ参加 STスポットセレクションvol.4
屋根裏ハイツ「パラダイス」(←屋根裏ハイツ公式サイト内の本作のページをlink!)
作・演出・音響:中村大地

【日程】
2/5(金)~9(火) STスポット横浜

2/5(金)18:00
2/6(土)13:00 / 18:00
2/7(日)13:00 / 18:00
2/8(月)13:00 / 18:00
2/9(火)13:00

※緊急事態宣言により、昼公演は13時、夜公演は18時となっております。その点にどうぞご注意ください。
※上演時間は約100分(休憩なし)の予定です。

【出演】
瀧腰教寛
村岡佳奈(屋根裏ハイツ)
村上京央子(コメディアス)
和田華子(青年団)
宮川紗絵 ※遠隔出演

【スタッフ】
衣装:佐藤立樹
英語字幕:寺田 凜(合同会社syuz’gen)
制作:河野 遥
配信:本藤太郎
表紙絵:奥 誠之
WEB運用:渡邉時生
協力:合同会社syuz’gen、コメディアス、青年団、ヌトミック、プリッシマ、レトル
提携:STスポット
主催:屋根裏ハイツ
助成:アーツコミッション・ヨコハマ

【チケット一般発売日&料金】
チケット一般発売日:1/15(金)17時現在、既に販売開始されています。
料金(事前決済 Peatixにて取り扱い):前売 一般 3.000円 TPAMプロフェッショナル(要 パス提示)2.500円 U30 2.500円
当日 券種問わず一律 3.500円
※本公演のチケット販売は新型コロナウイルス感染症対策として、現金の授受等、接触の機会を減らすため、原則事前決済(Peatix)にて行われます。残席に余裕がある場合の当日券販売を含め、全てが予約制となりますので、お早めのご予約をお願いします。

◆チケット取り扱い(Peatix)は→ こちら

【オンライン配信情報】
関連企画としてライブカムパフォーマンスが配信されます(YouTube Live 事前予約不要・視聴無料)。
日程:2/6(土)15:00頃 / 20:00頃
※約20分の予定です。尚、『パラダイス』本編の配信ではありません。
※2/14までアーカイブがあります。
※視聴URLは、公式サイト(SNS含む)にて追って情報告知されます。情報更新にどうぞご注意ください。

お問い合わせ:屋根裏ハイツ yaneura.heights@gmail.com

【会場】 ※劇場名に公式サイトをリンクしています。
STスポット横浜 地図は こちら
横浜市西区北幸1-11-15 横浜STビルB1 TEL:045-325-0411
※横浜駅から徒歩8分。横浜駅西口から、左手高島屋沿いに左に進み、交差点に着いたら、左前方のJTBへ。横浜信用金庫の大きな看板を目印に前進し、一つ目の信号を渡る。目の前の大きなグレーのビルの地下1階です。

公演の概要、チケット取り扱いなどの詳細は、屋根裏ハイツのサイト をどうぞご覧ください。ツイッターは こちら です。